色々な思い出があるのだろうけど、ビジネスはビジネス。

1つ下の後輩にあたる人が、ご自分の店(店舗兼自宅)を手放すことになったいた。
11月30日、それを購入することとなった。弁護士を通しての購入なので、所有権の移転前に見学することになった。
3ヶ月も待たされたあげく、今日引っ越しかが始まったかのような慌ただしさ。
カメラを持ち、撮影もしてきた。
正直なところ、声もかけづらかった。
義足を買う資金を投入しての購入。
「清水の舞台から飛び降りる」気持ちだ。あ〜また借金か〜。
改装資金も無いので、スタッフ総出で改造しなければならない。


未来の俺へ。
 彼の思いを忘れるな!
 突っ走れ!
 失敗も恐れるな!


この町をコントロールしているやつらへ!
 なぜ、彼が店を手放さなければならなかったのか?!
 第3セクター方式の「温泉」をつくり、宴会やらの仕事をそっちに強制的にまわしたろ!
 町の活性化が聞いてあきれるぜ!
 俺の商売敵だって進出にあたり、関連企業のお店の人がそれを悲観して農薬飲んで自殺したんだぜ!
 そうなる前にその人から相談を受けていた。
 もっと真剣に相談に乗って上げれたらと後悔もしている。 
 その人は、亡くなる前にお寺に座布団を寄付した。
 今でもその座布団が使われている。
 それを運ぶときは、いつもそのことが頭をよぎる。
 お前らだってそれに座ってんだろ!


 その後店はたたまれ、砂利をしいた更地になっている。
 先日、その方の奥さんも町営住宅に移っていたようで葬式をした。

 
 認識してるのか?!
 責任とか感じてないだろう!
 何件店が潰れたら終わるんだ!?
 悲鳴を上げているのは俺だけじゃない!

 
 このままだと種市の町の商店街は終わるぜ。