十年来、行って手を合わせたかった場所にやっと行くことができた。
往復に700km。
宮城県の大川小学校だ。
津波で死んだ人たちに会いたかったからだ。
周りは工事中で騒がしい場所ではあったが、近くに慰霊の石碑があった。
足が悪いので雪道は勘弁。車の中から目を閉じて黙祷。
色々な情景が浮かんでは消えたが、とてもとても静かだった。
震災からの10年という月日がなければ、今の僕はその場所に立ち向かえなかった。

震災後2週間目で岩手県山田町に向かった。
教科書の写真でしかみたことのない空襲の跡のような映像がカラーで目の前にあった。
自衛隊のおかげで道があり、目的地まで行くことができた。
その途中金縛りにもあった。

その後、何もくなった河原で手を合わせた夢を見た。
ドライブの途中、現実にその場所が実際にあり、再度手を合わせて帰ってきたこともある。

そしてやっとの今日だ。
遅くなったことに申しわけなく思う。